日本周辺にしかいなくて、総数5,000〜10,000羽という国の天然記念物で、環境省のレッドリストでは絶滅危惧II類(VU)と、希少な鳥さんです。
詳しい説明は「日本野鳥の会 カンムリウミスズメってどんな鳥?」をご覧ください。
一生のほとんどを海の上で暮らし、川や海岸では見ることができないので、船で沖合いに出て行かないといけません。
従って、初めての船上撮影でもあります。
数千トン級のフェリーとかは乗ったことがありますが、数トンの小型船は生まれて初めて(;^_^A
目の前にいるカンムリウミスズメを見ると、実にかわいいです♪
ただ、小さいので、すぐに波間に隠れて見えなくなるし、頻繁に潜ります。







ここまでが、「カンムリ」つまり冠羽が立っている状態。以降は濡れてペタっとなっているもの。
圧倒的に、ペタっとなっている時が多いんです。






溺れて助けを呼んでいるわけじゃありません。もちろん歓迎の挨拶でもありませんが(笑)

船からどのくらいの距離で見ることができるのかがわからず、レンズの選択には迷いましたが、使い慣れたBORG 71FLで撮ることに。
撮り始めてから、船の揺れ具合から間違いに気が付きました。
揺れが大きく、ファインダーに捕らえ続けることができないので、MFでピントの具合を見ている余裕はありません。
急遽AFアダプターを付けてのAF撮影にしましたが、AFアダプターの1.7倍により、680mmと画角がもっと狭くなり、一層フレーム内に収めることが困難になりました。
300mmくらいのAFレンズが最適だったようです。200mmでもいいかもしれません。
これまでに経験しことがないくらい、楽しい2時間半の鳥見でした♪
ただ、バランスを取るのに足の筋肉を使ったんでしょうね〜足がくたくたになりました。
PENTAX K-5 + BORG 71FL 400mm F5.6
+ F AFアダプター 1.7
…カンムリが特徴のようですが、ぺったんこの方が可愛く見えるのは気のせいかな(笑)…。
3枚目の写真はまるで河童のようです。
ユーモラスな鳥でもあるような。
思っていたより、近くで見ることができました。
カンムリはペッタンコのほうが、かわいいですよね♪
撮っているときは、選ぶ余裕はありませんでしたが(^w^;)
去年は行く機会がなくて、やっと見ることができました。
たしかに河童の頭みたいに見えますね♪
動作は機敏で、個体によってはかなり警戒心が強いようですが、中にはゆったりくつろいでいるのもいました。
見ていて、とっても楽しい鳥さんでした(^^)