今までで最も珍しい鳥さんに出会いました。
オオヨシゴイです!
オオヨシゴイということを調べるために、日本野鳥の会の方に問合せをし、その方から、サギ科の鳥に詳しいお二人に確認していただいたので、間違いありません。
当然ながら、私は見たことはありませんし、恐らく二度と見ることができない鳥さんです。
「オオヨシゴイ」をキーワードにGoogle検索しても、数えるほどしか写真はありません。
いかに見る機会が少ない鳥なのかがわかりました。
環境省発表のレッドデータリスト1998年版では、絶滅危惧TB類(EN)になっています。
その日撮った写真を・・・という当ブログの趣旨に反しますが、今日撮ったものではありません。
また、かなりのピンボケでも載せておりますが、希少種であることに免じてお許しください。
最初見たときは、なんと小さいサギなんだろうと思いました。
コサギより小さいのに、顔つきはしっかりサギです。
ずっと上を見上げたまま、微動だにしません。何枚同じアングルで撮ったことか(笑)
これが擬態なんですね〜葭原で周囲に同化して目立たないようにするんだそうです。
川の対岸にいるので、距離は20mちょっとと遠く、またもウルトラ・トリミングです。

(1)

(2)
草がジャマなので、横へ移動して撮りました。間は川なので、左右にしか動けません。

(3)

(4)
随分経ってから動きました・・・が、顔は草の陰(>_<;)

(5)
上流へ向って飛んでしまいました(x_x) ピンボケですが貴重な1枚(;^_^A
上面が2色なのはヨシゴイに近いですが、ヨシゴイはもっとクッキリしていますし、色合いが違います。リュウキュウヨシゴイだとべったり1色です。

(6)
20mくらい移動しただけで、降りた辺りを探したら見つかりました♪
またも上を見上げています。

(7)
虹彩の後方が黒く瞳孔の黒とつながっていること、喉から胸にかけて一本の濃い褐色の線があることが、オオヨシゴイであることの判定理由だそうです。

(8)

(9)

(10)
ボケボケですが、栗褐色であることから雄で、白斑があることから若い個体だそうです。
この直後、草むらに潜りこんでしまい、30分くらい待ちましたが出てくる気配はありません。
残念ながら、ここで撮影終了です。
名前を調べるのにご尽力いただいた、日本野鳥の会メンバーの方々に感謝m(_ _)m
尚、現地には既にいないようで、どこかへ飛び去ったものと思われます。
無断転載厳禁です。(電子透かしを入れています)
PENTAX K20D + SIGMA APO TELE MACRO 400mm F5.6 MF
posted by CatBear at 00:00|
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